「デイトレードは時間も精神的にもキツい…」「かといってスイングは動きが少なくて物足りない…」
そんなあなたにおすすめなのがデイスイングトレードです!
この記事では、初心者でも取り組みやすいデイスイングの特徴やエントリー手法、使うべき分析ツールについて、わかりやすく解説していきます。
デイスイングってどんなトレードスタイル?
デイスイングは、「エントリーから決済までが1日〜2日で完結する中間的なトレードスタイル」です。
スタイル |
特徴 |
---|---|
デイトレード |
短時間で売買を完了。テクニカル重視。精神的・時間的負担が大きい。 |
スイングトレード |
数日〜数週間でポジションを持つ。ファンダメンタルズ重視。エントリー頻度は少なめ。 |
デイスイング |
1〜2日で完結。テクニカル×ファンダの融合。限られた時間でも積極的に参加可能! |
デイスイングが初心者におすすめな理由
時間的な負担が少ない
デイトレードは相場に張り付き続ける必要がありますが、デイスイングは1日1〜2回の相場チェックでOK。
仕事終わりや朝の時間を活用するだけで、効率的にトレードに参加できます。
ファンダメンタルズとテクニカルを両方活用できる
デイスイングは、相場の方向を決めるファンダメンタルズと、エントリーポイントを探すテクニカル分析を組み合わせたスタイルです。初心者でもバランスよく学べるため、トレードの総合力が自然と身につきます。
デイスイングで使うべき3つの分析ツール
①水平線
チャート上に引ける「サポートライン」や「レジスタンスライン」のこと。価格が反発しやすいポイントを見つけるために使用します。
② ピボット分析
前日の高値・安値・終値をもとに算出された「価格の転換点」。日単位での戦略に活用できるため、デイスイングと相性抜群です。
③ オシレーター系指標
「RSI」「ストキャスティクス」など、相場が買われすぎか売られすぎかを判断するための指標です。
ただし、最強のオシレーターは“ファンダメンタルズ”です。経済指標や金融政策の方向性が、最も強いトレンドを生み出します。
エントリー方法は?デイスイングの王道パターン
エントリーパターン①:ファンダ×水平線のブレイク
• 強い経済材料(例:米雇用統計、政策金利発表)が出た方向に注目
• 水平線(サポート・レジスタンス)を明確にブレイクしたタイミングでエントリー
✅ 狙い:トレンドのスタートを早めに捉える
エントリーパターン②:ファンダ×水平線での反転
• 水平線で価格が跳ね返ったタイミングで、ファンダと同じ方向にエントリー
• 押し目買いや戻り売りの形を見逃さない
✅ 狙い:一時的な調整からの再上昇(再下落)を狙う
時間足の使い方と分析の流れ
• 4時間足・1時間足(中短期足):具体的なエントリーポイントの判断に使用
日足でトレンドの方向性を決めてから、より細かい時間足でタイミングを測るのがデイスイングの基本です。
ファンダの“ノイズ”と“本質”を見極めろ!
ノイズとは?
短期的な値動きを生む一時的な材料。
例:要人発言や噂レベルの報道、突発的なニュースなど。
本質とは?
トレンドの方向を決定づける大きな材料。
例:政策金利の変更、GDP・インフレ指標、FRBの金融方針など。
→ノイズに振り回されると損切りが増えますが、本質を見抜ければ勝率が飛躍的に向上します!
損切り・利確の考え方も戦略的に
損切りの置き方
ファンダメンタルズの起点に置くのが基本。例えば、重要指標発表後の始値や押し目の底値が目安になります。
利確の置き方
複数の利確目標を設定し、水準ごとに分割決済。あらかじめ複数の水平線を引いておくと戦略的な利確が可能になります。
ファンダが強いときはスタイル調整も有効
• 押し目や戻りが小さくなりがち→より短期的に(デイトレ寄り)考える
• ファンダのトレンドが長く続くと判断したら→ロットを落としてスイング寄りにポジションを伸ばす
いずれの場合も、テクニカルに頼りすぎず、ファンダの裏付けを必ず確認することが大切です。
まとめ:デイスイングは“最も現実的な”FXトレードスタイル
デイスイングは、
✅ テクニカルとファンダをバランスよく使いたい
✅ 忙しいけど相場に参加したい
✅ 騙しに引っかからず、冷静なトレードがしたい
という人にとって理想的なトレードスタイルです。
まずはデモトレードや少額から始めて、チャートとファンダの関係性に慣れていくことが成功への第一歩です。
一歩ずつステップアップして、あなたに合った最適なトレードスタイルを見つけていきましょう!